fan`s10周年ギャラリーはじめました。〜2018年編〜
fan's 10周年ギヤラリー
2020.09.17
ご無沙汰してます。
更新の間隔が空きすぎて、もはやこのブログを書くのが恥ずかしく感じています…。
ただ、もしかすると楽しみに待ってくださっていた心優しい方がいるかもしれませんのでそのかたに向けて書きます。笑
2018年、今が2020年なので2年前ですね。
実は…この年の記憶ほとんど残ってないんですよ。ついこの間なのに。
なんでかな…。笑
頑張って記憶を辿っていきたいと思います。
この年、3月にYARD亀戸スタジオを出店しました。
2016年から始めたYARDの3店舗目です。
通常、店舗オーナーが現場に出ているプレイヤーをしながら店舗展開をする場合、3店舗目・4店舗目を成功させる事が結構難易度が高くなります。
それは、目の行き届かない場所が増える事、完全に自分ではなく誰か信頼のおけるスタッフに店舗を任せるという事をしないといけない為です。
そのハードルが超えられず店舗展開を諦めるオーナーの方も多くおられます。
YARDの場合は私は最初から現場に出ていない形で店舗運営をスタートしたのですが、最初からこのハードルを意識してチームやルール作りを行ってきました。
その為、3店舗目、4店舗目と特段大きな変化を加える事なくスムーズに出店、出来たように思います。
私はインテリアが好きなのですが全体のカラーバランスはYARDの名前の通り「庭」を意識して作っています。
土を意識した茶色、樹々を意識した緑、そして窓から入る太陽の光。
これらが感じられるようにしつつも、全店舗が同じ雰囲気になりすぎないようにしています。
同じ雰囲気になりすぎないようにしている理由は、大きく2つあります。
1つ目は、YARDは全店舗相互利用が可能な設定になっているので他店舗に行く楽しみを内装等でも提供できるようにしたいという理由。
2つ目は、あの….ですね….。全部同じだと….私が…飽きちゃうので….。
ですね。
この年は、社内の取り組みを対外的に発信する事で評価をしていただく事が度々ありました。
社内制度が面白い取り組みだと日経新聞に載せていただいたり
エンゲージメント経営(従業員100名以下)の部門で優秀賞を会社として受賞したりと…
内側に向けて取り組んでいる内容を
こうやって外側から評価してもらえるのは自信にもなりますし、正しいのか間違っているのか少し悩んでいる時なんかには、なんとなく精神安定剤的な役割をしてくれたような気もします。
先日、ある本を読んでいたのですが
その中の一文で経営するに当たって必要な要素の一つとして「憧れや夢でなく理念を元に起業しその理念を忘れない」というものがあります。
私もサラリーマンから起業して、社長になったわけですがサラリーマンから社長になるのはとても簡単でした。
自分で会社を作り自分で社長の職につけば良いだけなのでなろうと思えば誰でもなれます。
でも会社を発展させることや存続させる事は、きっと誰にでもできるわけじゃないと思います。
ましてや、自社の存在意義を問われてしっかりと答えられる会社として存続させる事は理念がある経営でないと難しいと実感しています。
だからそこにチャレンジしたい。
弊社は「人と笑顔が集まる企業へ」という企業理念を掲げていますが
新しい店舗を作り
新しい雇用を生み
新しいお客様に出会う
今、そこに私たちの店舗がある事で新しい出会いが生まれたり
通ってくださる方の日常に溶け込み、
大げさな表現をすると何かしらの生きがいを提供できる様になっているのであれば、それが理念に沿った弊社の存在意義です。
だから弊社に取って、継続的に新規出店を行う事はとても大切な事なのです。
資本も人も色々なものが不足しているベンチャーの環境でも
たくさん働く環境であればブラック企業と言われる時代で
TVやネットで流される情報に沿って
日本に1%未満しかない超大企業と同様の取り組みを
企業体力の大小関係なく当たり前の様に実施するのが会社の務めの様に言われる様な場面が時折あり
そうしたくてもできない現状に苦しく思う事もありますが
「今よりもっと」を求めて日々少しづつ前進できる会社でありたいと思っています。
経営者の先輩方が昔から仰られている「社会の役に立つ会社しか存続していけない」という言葉は本当だと思います。
会社や店や自分の未来に「今よりもっと」を求めていける環境作りをこれからも続けていきたいと思う今日この頃です。
当時のブログにこう書いていますが
この想いや考えは今も全く変わっていないです。
コロナにより大きく変化したものは様々ありますが変わってはいけない根っこの部分はこれからも変わらないですね。